環境

熊本大学の環境マネジメント

環境理念と環境方針

環境理念

 豊かな緑と清冽な湧水に恵まれた阿蘇と青い豊かなる天草の海に囲まれて立地し、地下水でまかなわれる水など、その自然環境の恩恵に浴してきた熊本大学は、環境保全と持続可能な循環型社会構築の取り組みが地域及び全人類の重要課題の一つであるとの認識に立って、本学におけるあらゆる教育・研究活動を展開し、環境保全に努め、持続可能な社会を切り開く人材を世に送り出すと共に、学生と教職員が協働して環境に配慮した「エコ・キャンパス」の実現と持続的な環境改善を推進する。

環境方針
  • 総合大学としての特徴を活かして、環境に関する先進的な教育と環境科学分野の研究を継続的に実施する。
  • 教育研究をはじめ本学のあらゆる活動及び運営において、地球温暖化防止策の推進、エネルギー使用における化石燃料依存の削減、廃棄物発生量の削減、化学物質の安全管理、環境汚染の予防、グリーン購入の促進及び資源のリサイクルの向上に努める。
  • 環境目標を設定し、教職員、学生、生徒、園児及び熊本大学内で事業活動を営む団体等の職員が一体となり、環境関連の諸法令、諸規制及び学内規定等を遵守すると共に環境保全活動を推進する。
  • 環境マネジメントシステムを構築し、環境監査の実施により、システムを定期的に見直し継続的な改善に努める。
  • 環境に関わる教育研究の成果を踏まえ、地域社会をはじめとするあらゆる人々に対する啓発・普及活動を積極的に展開する。

 この環境方針は、文書化し、熊本大学の全教職員、学生及び学内事業団体等の関係者に周知するとともに、文書やインターネットのホームページを用いて一般の人に開示する

環境マネジメント体制

環境マネジメント活動計画

環境マネジメントのイメージ
環境マネジメントのイメージ

この分類は、本学の構成員が環境に配慮して活動した時に、貢献するだろう社会(出口)が分かりやすいようにすることを目的としています。 各分類とそのキーワードを以下に示しました。

分類 キーワード
環境マネジメント活動 環境マネジメント、環境に対する法律、環境行政、環境アセスメント、環境教育、環境影響評価、環境権、環境効率、環境税、環境配慮設計、環境報告書、環境ラベル、環境リスク、環境倫理学、環境経済学など
低炭素スタイル エネルギー、新エネルギー、バイオマス、燃料電池、省エネルギー、地球温暖化、温室効果ガス、化石燃料、気候変動、ヒートアイランド現象、エコカー、エコ住宅、エコドライブなど
循環型スタイル リユース、リサイクル、廃棄物・ごみ、ごみ処理施設、ゼロミッション、不法投棄など
自然共生スタイル 地球環境、自然環境、生物多様性、生態系、野生生物、環境汚染、大気汚染、水質汚濁、海洋汚染、土壌汚染、オゾン層破壊、森林の衰退、砂漠化、酸性雨、緑化、里山、環境浄化、環境分析、空気浄化、排水処理、公害など
環境マネジメント活動計画
2017年度
分類 取組項目 活動 環境安全センター担当
低炭素スタイル 省エネルギーの推進 省エネルギー対策を実施する。  
省エネルギー推進行動目標を周知する。  
エコ通勤の推進 教職員を対象としたノーマイカーウィークを実施する。(継続活動)  
循環型スタイル 資源物の分別 ごみ集積場所内の整理を行う。
リユースの推進 リユースできるものを周知させるための仕組み(システム)を検討する。(継続活動)
自然共生スタイル キャンパスの調和 キャンパス緑地管理ガイドラインの見直しを行う。  
キャンパス美化を目的としたキャンパスクリーンデーの実施要領を検討する。  
環境汚染の防止 化学物質取扱教育をeラーニングで実施する。(継続活動)
環境マネジメント活動 環境教育の充実 環境教育プログラム認定制度(COC事業も考慮)のための教育内容を考える。(継続活動)
環境コミュニケーションの充実 環境報告書のデザインと編集方法および利用方法を再考する。
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