環境汚染の防止
化学物質による
環境汚染を防ぎます
化学物質を適正に取り扱うことで、
有害な化学物質が環境中に
流出することを防ぎます。
化学物質の量と種類の把握
化学物質管理支援システム
2015年に熊本大学は化学物質管理支援システムYAKUMOを独自開発しました。YAKUMOを利用して、熊本大学内の化学物質の種類と量を把握しています。
YAKUMO 画面
化学物質管理の推進
化学物質管理規則と化学物質取扱要項
熊本大学の化学物質管理で必要な事項をまとめています。
化学物質の管理体制
化学物質の管理体制は、安全衛生管理体制と同じ組織体系で行っています。その中に、化学物質管理専門委員会を設置しています。本学には約250の化学物質取扱グループがあります。
化学物質管理説明会
年度始めに、化学物質管理責任者に対して、化学物質管理に関する説明会を開催しています。eラーニングでの実施に加え、トピックスのみの対面型説明会を実施しています。
化学物質管理説明会風景
化学物質に関する巡視
実際に現場に入って化学物質管理の状況を把握しています。
巡視風景
化学物質の取扱教育
化学物質取扱マニュアル(指導用)
化学物質管理や化学物質の取り扱いには、専門的な知識やスキルが必要です。そのため、化学物質取扱マニュアルを作成しています。
化学物質取扱マニュアル
化学物質の管理
作業環境測定
作業者の周辺に拡散している有害な化学物質の濃度を測定し、安全な環境であることを確認しています。また改善事例集を作成して配布しています。
巡視風景
作業環境測定結果に基づく改善事例集
排水の水質測定
下水道や公共用水域に放流される排水の水質を定期的に化学分析しています。また、放流地点の上流にある貯留槽のpH測定を行っています。多くの化学物質を使う建物の貯留槽では、pH計を設置して自動で情報を収集し、測定値をリアルタイムで管理しています。
有害な化学物質が排水に流れないように、洗浄マニュアルと排水ガイドラインを作成して指導および啓発を行っています。排水水質測定の結果は、ホームページ(学内専用)から確認することができる他、専用スマートフォンアプリを活用することで、排水の測定結果や排水異常等をリアルタイムで確認することが可能です。
排水ガイドライン
洗浄マニュアル
スマートフォンアプリ
pH値のリアルタイム管理